2.1.2 改善・改修のポイント
敷地内の通路の改善・改修にあたっては、建築物移動等円滑化基準に適合させることの他、2.1.1 敷地内の通路の設計標準に基づき改善・改修を行うことが望ましいが、特に以下の点に留意する。
(1)通路の有効幅員、空間の確保等
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道等と敷地境界の段を解消する。
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敷地内の通路の段を傾斜路の設置により解消する。(傾斜路については、2.1.1 敷地内の通路の設計標準(1)③ を参照。)
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傾斜路で段を解消できない場合は、段差解消用の昇降機を設ける。
(2)仕上げ等
- 路面の仕上げについては、2.1.1 敷地内の通路の設計標準(4)① を参照。