設計のポイント
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高齢者、障害者等と他の利用者が同じ店舗の主出入口を利用できるように計画する。
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店舗内の動線計画は、利用者にわかりやすいものとし、見通しを確保する。
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飲食店舗においては、車椅子使用者が車椅子のまま食事ができるよう、原則として可動式の椅子席とする。また、可動式のテーブルを設ける等により、レイアウト変更や車椅子使用者の通路幅員の確保等が容易になり、フレキシブルな全体計画を行う。
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通路は、車椅子使用者や白杖を持った視覚障害者、補助犬を連れた障害者等が円滑に移動できる有効幅員(90cm以上)を確保する。
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店舗内及び通路には、原則として段を設けない。
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通路に傾斜路を設ける場合には、車椅子使用者が安全に昇降できる幅員や形状とする。
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壁や商品棚には、視覚障害者が杖で把握できないような突出物を設けない。
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床の仕上げは、滑りにくいものとする。