2.3.2 改善・改修のポイント
建築物の出入口の改善・改修にあたっては、建築物移動等円滑化基準に適合させることの他、2.3.1 建築物の出入口の設計標準に基づき改善・改修を行うことが望ましいが、特に以下に配慮して設計する。
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(1)出入口の有効幅員
- 出入口の有効幅員は、80㎝以上とする。
(2)戸の形式
- 重い開き戸は、高齢者、障害者等、動作に困難のある人にとっては使いにくいため、自動式引き戸か、手動式引き戸とする。
- 高齢者や視覚障害者のつまずきの原因や、車椅子使用者の通行の支障となる戸の前後の高低差を解消する。
改善例1
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改善例2
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