設計のポイント

設計のポイント

  • 建築物の出入口からできるだけ近い位置に、施設用途や規模等に応じた台数の車椅子使用者用駐車施設を設ける。

  • 車椅子使用者用駐車施設には、大型の車椅子リフト付き福祉車両等の車両高さ(230cm以上)に対応した必要な有効高さを確保するとともに、車椅子使用者が安全に車から乗降するために十分な広さを確保する。

  • 建築物の出入口に近い位置に駐車場を確保する必要がある障害者等は、車椅子使用者のみではないことに配慮し、上・下肢障害者や妊婦、けが人、乳幼児連れ利用者等のための駐車施設を別途、設ける。

  • 駐車場には、車椅子使用者用駐車施設等の位置をわかりやすく示し、また不正利用を防止するための表示板等を設ける。

  • 雨天時の乗降に困難が生じないよう、車椅子使用者の乗降に必要なスペースは屋内に設ける、又は屋外の駐車施設に屋根若しくは庇を設けることが望ましい。

  • 車椅子使用者用駐車施設等を屋内に設ける、又は屋外の駐車施設に屋根若しくは庇を設ける場合には、大型の車椅子用リフト付き福祉車両等の車両高さに対応した有効高さを確保する。