設計の考え方
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エレベーターは、高齢者、障害者等が安全かつ円滑に垂直移動を行うための有効な手段であり、その設計においては、高齢者、障害者等が容易に目的の空間まで到達できるようにすること、その移動等の負担を軽減すること等への配慮が求められる。
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乗降ロビー、エレベーターの設計では、車椅子使用者への配慮の他、視覚障害者・聴覚障害者への情報提供への配慮が求められる。
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使用時の安全性確保や利便性等を考慮すると、高齢者、障害者等の垂直移動にエスカレーターのみで対応することは好ましくなく、エレベーターで対応することが原則となる。