設計のポイント

① エレベーター

  • 誰もが利用しやすく、わかりやすい位置に、施設用途や規模に応じた台数のエレベーターを設ける。

  • 乗降ロビー、籠には、車椅子使用者が円滑に利用できる空間を確保する。

  • 出入口の戸の前後には高低差を設けず、出入口には車椅子使用者が円滑に利用できる有効幅員を確保する。

  • 乗降ロビーの乗り場ボタンや籠内の操作盤等は、車椅子使用者のほか、視覚障害者や上肢障害者の利用に配慮したものとする。

  • 乗り場ボタンの手前では、視覚障害者に注意を喚起する措置を行う。

  • 籠の昇降方向を表示する装置・音声案内する装置等、視覚障害者や聴覚障害者等の利用に配慮した設備を設ける。

  • 乗降ロビーの床の仕上げは、滑りにくいものとする。

  • エレベーターの付近には、エレベーターのあることをわかりやすく示す表示板等を設ける。

② エスカレーター

  • エスカレーターは、主要な経路に隣接して設ける。

  • 乗降口は、高齢者、障害者等の安全な乗降に配慮するとともに、視覚障害者に注意を喚起する措置を行う。

  • 構造上の理由により、エレベーターを設けることが困難な場合には、車椅子使用者対応エスカレーターを設ける。

  • エスカレーターの付近には、エスカレーターのあることをわかりやすく示す表示板等を設ける。